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この漢字、なかなか見慣れない人も多いですよね。でも、この「鸞」の文字・・・どこかで見たことありません?そう、親鸞聖人の「鸞」で御座います。文字への敬意と置かれる空間の調合いから、表装は、この上なく格調高い濃い紫に、作品の筋には紫混の金襴緞子を選びました。
中学の同級生が、店舗設計士をしていて、かねてより、何か一緒に仕事してみたいね!」と、毎年同窓会で話していた。「お願い!」と言われ、半ば引き受けた後に、「・・・開店10日前なんだけど・・・。やっぱり、今の時代、『書』が良いよねってことになって・・」という事で、構想期間はあまり無かったものの、自分らしい書に仕上がったと思っています。当初のご依頼としては、「鸞」の一文字だったけれど、現在の可読レベルからすると、これをひと目で「鸞(らん)」と読める人は少ないから、仮名で「らん」とも入れたロゴにした方がいいと、先方ご一同様を説得!そして、揮毫。結果的には、オーナーの方にも喜んで頂け、私もひと安心。皆様も、会社や、お店や商品の名前などのロゴを思案されている時は、私にお声をおかけ下さいませね。時々、敷居が高くて相談しにくいと言われることがありますが、そんな事は御座いませぬ..よ。 ※昭和52年生まれコンビで成し遂げたこの作は、北九州市小倉北区鍛冶町にあります。 「鸞」というお店ゆえ..浄土真宗のお坊さん達は、必ず行くべし?! ~~ 書家・宇佐美 志都 Japanese calligraphy Shizu Usami
by shizuusami
| 2008-11-03 10:57
| ■ 書家・宇佐美志都
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