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柄・・・元来、それには何かしらの想いや願いが込められていた。例えば、成人男子の儀式では、顔に色彩をほどこし、斜め線を幾本か描いた。それが、男性を示す文字のひとつである「彦」という文字の成り立ちにもなる。(文字の下部の斜め線はそれである)それほど、柄をいうものは、軽んじ難いものだった。
現在の布や衣装のどれほどに、その願いが込められたデザイン性が表現されているだろうか・・・そう、考えることがあった。デザイン的なトレンドだとか、今年の流行色がとかだけではなく、「柄」さえもものすごい速さで消費されていく現在。元来、「柄」というものは、消費の対象ではなく、もっと尊むべきものであった。そこに今、問うて行きたい。 ▼「月」のストール。色も、静かな青い夜・・そして、澄んだ白夜や夜明け色に染めてみた。 ▼「花」・・・時に陽気で可憐に野の花。 「雨」・・・気まぐれな雨。降ったり止んだり。 ▼「竹」・・・寄り添う竹ふたり。 「月」・・・ほんのり月色に染めて。 ▼「竹」・・・竹取物語。 ▼散る桜・・・咲く桜散る桜も桜かな。 ▼花・・・マーガレットの微笑み。 まだまだたくさん作った。こんなつたない写真じゃ伝わらないと思ったけど、今、時を同じくして皆さんにも伝えたいと思い掲載に至った。この一ヶ月見守ってきて下さってきた皆さんへだからこそ・・。 初日の授業・・・先生が、スコットランド系イギリス人で、早口で・・・その英語内容理解レベル、私、20パーセント程度。知ったかぶりは諸悪の根源・・「先生、すみません。私、まだまだ英語勉強中で、先生のおっしゃっている意味、分からないところ多いので、私間違ったことすると思います。私、質問させてもらうので、申し訳ないけど教えてください。」これがよかった。他の生徒で先生の早口、分からないと言っていた人も大勢居た。でも、彼ら彼女らはそんな事言わない。テキスタイルの大学院まで皆出ているから察しがつくことも多かったのだろうが・・私は、分からないことを尋ねる勇気をこれからも持ち続けたい。結局、授業の全過程を終えてみたら、作品の特性にもよるが、他の生徒が、3作品5作品程度のなか、私は10作品以上を製作。ヒケツ?それは、朝、教室に一番に行き、とにかくひたすら製作に没頭すること。そしてリズム。それに尽きる。 書家・宇佐美 志都 Japanese calligraphy Shizu Usami
by shizuusami
| 2009-04-17 07:09
| ■ 書家・宇佐美志都
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