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私は夢を見ていた。
右肩を機体に任せ夜空へと向かう。 私は夢を見ていた。 そこには、野仏だったろうか、いが栗坊主の少年だったかが居た。 Photo by Kyoko Omori ここ数年、9月28日から29日にかけての夜は、天国に一番近い場所にいる。 母は、6年前のその時間帯他界した。その翌年からだったろうか、私は毎年空に居る。 いつもは名刺入れに入れている母との最期の写真。それも空港で撮ったものだった。 この日のフライトの時だけは、窓側に座し、着物の胸元の袷にその写真を忍ばせて・・ 母に会いに行く。毎年、深い夜の空を眺め、静かにひとり涙をこぼしていた。 今年のその時、夢の中に出てきた、野仏との遭遇・・・・・。 野仏の顔を確かめたく、もう一度夢を見たいと思い、また夢の中へ。 野仏の顔が見えかけた・・・その瞬間、手に持っていたコップを膝の上にこぼし、 結局、顔を確かめる前に目が覚めた。やはり、夢ははかない・・・。 今年の母との再会は、 未だ不確かな存在ではあるがその野仏のお陰で、涙なく、ゆりかごの心地で叶った。 今年は天国にいるだろう母との再会を、野仏のお陰で涙なしでできたことに驚き、そろそろ、母の命日に涙は必要ない・・という私の新しい旅立ちのメッセージを野仏の姿を借りて母が伝えてくれたのかもしれないと思うと、目からダイアモンドの様な涙が手に落ちてきた。 合掌
by shizuusami
| 2007-09-29 18:51
| ■ 志都好み
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